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2025.10.17スタッフブログ

解体工事で家が揺れるのはなぜ?安心できる工事のために知っておきたい原因と対策【解体工事ブログ】

解体工事で家が揺れるのはなぜ?安心できる工事のために知っておきたい原因と対策【解体工事ブログ】

大阪府大阪市にお住いの皆様こんにちは!

解体工事クリーンアイランド のブログ更新担当です!

大阪の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は、【解体工事で家が揺れるのはなぜ?安心できる工事のために知っておきたい原因と対策】についてご紹介していきたいと思います。

 

 

解体工事の揺れや振動

解体工事 大阪 解体業者

 

「隣で解体工事が始まってから、家がなんだか揺れている気がする…」
「地震でもないのに、壁や窓がガタガタ音を立てる」
そんな不安を感じたことはありませんか?

解体工事では、重機の稼働や基礎の撤去などによって振動や揺れが発生してしまいます。
しかし、適切な施工・配慮・対策があれば、解体工事による揺れを大幅に軽減することが可能です。
ここでは、家を解体するときの「解体工事の揺れ」「解体工事の振動」について詳しく見ていきたいと思います。

読まれています【解体工事に関するトラブル・騒音と振動】の記事はコチラ≫≫

なぜ解体工事で「揺れ」が発生するのか?

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解体工事中に「家が揺れている」「地面が震えている」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、解体工事の振動や揺れには明確な原因があります。
解体工事の揺れの主な理由は、建物を取り壊す際に発生する地盤への衝撃と、重機による振動伝達です。
解体工事では、建物を壊すために重機を使用します。
その際、地盤や構造物を直接叩く・押す・掘り起こす動作によって地面に振動が伝わり、それが周囲に広がることで「揺れ」として感じられます。
ここからは「硬い工事の揺れ・振動」の主な原因を見ていきましょう。

① 基礎コンクリートの破砕作業による強い衝撃

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解体工事の中でも最も揺れを感じやすい工程が「基礎の解体」です。
建物の最下部にあるコンクリート基礎を壊すとき、重機のアタッチメント(ブレーカーなど)が地中に直接衝撃を与えるため、周囲の地盤へ強く振動が伝わります。
特に、鉄筋コンクリート造(RC構造)や杭基礎がある建物では、コンクリートの密度が高く、壊す際に「ドン」「ガガガ」といった重い衝撃音と振動が発生します。
また、老朽化が進んだ住宅街では地盤が緩んでいるケースも多く、同じ作業でも揺れが遠くまで届きやすい傾向にあります。

②重機の稼働や走行による地面の微振動

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解体現場では油圧ショベルなどの大型重機を使用します。
これらの機械は数トン〜十数トンと非常に重く、移動や稼働するだけでも振動を発生させます。
特に舗装が古くなった道路や地盤が軟らかいエリアでは、重機の振動が波のように地面を伝い、近隣の建物や窓ガラスが微かに揺れることがあります。
また、重機をアイドリング状態で長時間稼働させると、低周波振動(人が不快に感じる“うなり”のような振動)が継続的に伝わることもあります。

③掘削や地中撤去時に発生する地盤振動

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古い住宅では、地中に古い基礎や配管、浄化槽、庭石、樹木の根などが残っている場合があります。
これらを掘り起こす際、重機のバケットが地中を強く叩いたり、掘削時に地盤を引き上げたりすると、地中に圧力波が伝わって周囲の建物を振動させることがあります。
特に浄化槽の撤去は、地中深くまで重機を入れるため、振動が強く出やすい工程のひとつです。

④建物の崩壊時に起こる一時的な衝撃

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解体工事の工程の中の壁や屋根、梁などの構造部分を取り壊す際には、建物の重量が一気に地面へと落下する瞬間的な衝撃が発生します。
木造住宅の場合は比較的軽い衝撃で済みますが、鉄骨造やRC造のように重量のある建物では「ドシン」とした大きな揺れを感じることがあります。
この瞬間的な振動は数秒で収まることが多いのですが、地盤が硬い場所では反射して「二次的な揺れ」として伝わる場合もあります。

⑤地盤の性質と周辺環境による影響

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解体工事による揺れの大きさは、地盤の性質や周辺の建物構造によっても変わります。
地盤が柔らかい粘土質や盛土地域では、衝撃が吸収されにくく、揺れは波のように広がっていきます。
また、住宅が密集している地域では、建物同士が共鳴し、反響や増幅によって揺れが強く感じられることもあります。
たとえ小さな解体工事でも、こうした立地条件が重なると「思ったより揺れる」と感じられるのです。

⑥揺れを感じやすい人と感じにくい人の差

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揺れの感じ方にも個人差があります。
木造住宅や古い建物では、構造体が柔らかくわずかな振動でも家全体が共鳴しやすい傾向があります。
一方、鉄筋コンクリート造のマンションなどでは構造が堅牢なため、同じ振動でもほとんど感じないことがあります。
このため、隣同士でも「全然気にならない」という人と「すごく揺れて怖い」という人が出るケースも少なくありません。

解体工事の揺れによって起こる被害とトラブル事例

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解体工事中に発生する「揺れ」や「振動」は、一見すると一時的なものに思えます。
しかし、場合によっては建物や生活環境にさまざまな影響を与えることがあるのです。
とくに住宅が密集している都市部や、老朽化が進んだ住宅地では、わずかな振動でもトラブルにつながることがあるため注意が必要です。
ここからは、実際によく見られる代表的な解体工事の揺れや振動による被害、トラブル事例を見ていきましょう。

①壁や天井のひび割れ

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解体工事の揺れや振動によるトラブルで最も多いのが、壁面や天井に発生するひび割れです。
古い木造住宅やモルタル塗りの外壁、築年数の経ったコンクリート造の建物では、経年劣化によりすでに微細な亀裂が入っていることもあり、そこに振動が加わることで亀裂が広がる場合があります。
亀裂は見た目の問題だけでなく、雨水の侵入や断熱性能の低下につながるケースもあります。
また、解体工事の揺れや振動によって「新たにひびが入ったのでは?」と感じる方も多く、トラブルの原因になりやすい傾向にあります。

②家具や家電の転倒や破損

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解体工事の揺れや振動が強く伝わると、室内の家具や家電にも影響を及ぼす場合もあります。
棚や食器棚の上に置いた小物やインテリアが落下したり、壁掛け時計や写真立てがズレたりすることがあります。
また、ガラス製品や陶器などの割れ物が破損するリスクもあり、特に2階建て以上の住宅では上階に振動が増幅される傾向があります。
解体工事が始まる前に、振動に弱いものはあらかじめ床に下ろしたり、滑り止めシートで固定しておくなど、事前の対策をおこなうと安心です。

③生活や健康面への影響

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解体工事の揺れや振動、騒音は、長時間続くことで心理的、身体的ストレスを生むこともあります。
連日続く「地面の揺れ」や「低い重低音」は、睡眠の妨げや頭痛、集中力の低下などを引き起こす場合があります。
特に小さなお子様や高齢者のいるご家庭では、「音や揺れに敏感で落ち着かない」「不安で窓を開けられない」といった声も少なくありません。
そのため、解体業者には近隣住民の生活リズムに配慮した作業計画や、騒音、振動の説明、共有が求められます。

④近隣トラブル

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もっとも避けたいのが、解体工事の揺れをきっかけとした近隣トラブルの発生です。
「解体工事のせいで家が揺れた」「壁にひびが入った」といった苦情が寄せられ、解体工事を一時中断せざるを得なくなるケースもあります。
場合によっては、補償の有無や原因の特定をめぐってトラブルが長期化してしまうケースもあります。
このような近隣トラブルを防ぐために、

・解体工事前の近隣挨拶と丁寧な説明

・振動計によるモニタリング

・万一のための保険加入

などの「予防と早期対応」が何よりも重要となります。

解体工事はどうしても騒音、振動、粉塵などが発生してしまいます。
そのため、近隣の住民や通行人、周囲の方には少なからずご迷惑やご不便をおかけしてしまいます。
周囲の理解があってこそ、安心安全でスムーズな解体工事を行うことができるのです。
工事期間中、近隣の方にも安心して過ごしていただけるよう「解体工事前の挨拶」は欠かせない大切なものなのです。

読まれています【解体工事をトラブルなく進めるために】の記事はコチラ≫≫

解体工事の揺れによるトラブルが起きたときの対応方法

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もし解体工事の最中に「家が揺れて不安」「壁にひびが入った」「夜も眠れないほどの振動が続く」といったトラブルが発生した場合、慌てず冷静に対応することが大切です。
ここからは、解体工事の揺れや振動による被害を最小限に抑え、円満に解決へと進めるための具体的な対応手順をご紹介します。

① 記録を残す

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まず、最初に行うべきは、「記録を残すこと」です。
解体工事の揺れを感じた日時、時間帯、揺れの強さ、回数、そのときの状況をできるだけ詳細にメモしておくことをおすすめします。
さらに、壁のひび割れや床のずれ、家具の移動、破損などは写真や動画で撮影し、時系列で整理しておくと後々非常に役立ちます。
これらの記録は、後に業者や行政機関へ相談する際の「客観的な証拠」となり、トラブルの早期解決に繋がります。

② 解体業者へ報告と相談

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次に、記録を持って施工業者に速やかに報告と相談をしましょう。
現場責任者や担当者に対して、具体的に「どの時間帯にどのような揺れがあり、どんな被害が出たのか」を説明し、原因の確認と対策を求めましょう。
誠実な解体業者であれば、すぐに現場へ出向き状況を確認し、作業内容や重機の使用方法を見直してくれます。
また、近隣住民から同様の相談があった場合、業者側が共同で説明会を開く、振動を抑制する工法に変更するなどの対応をとるケースもあります。

③ 行政機関に相談

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もし、解体業者側の対応が不十分、もしくは誠意が感じられない場合には、市区町村の環境保全課や建設指導課、振動苦情相談窓口など行政機関へ相談するのも一つの方法です。
このような窓口では、地域の振動に関する基準値や条例に基づいて業者への指導が行われる場合があります。
また、行政が介入することで当事者同士のトラブルがエスカレートするのを防ぎ、冷静な話し合いが進みやすくなるというメリットもあります。

④ 専門家による振動測定や調査

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建物に実際の被害が出ている場合には、専門の建築士や測定業者による振動調査や構造診断を依頼することも検討しましょう。
振動の強さや周波数、被害の位置などを科学的に分析することで、被害の原因が本当に解体工事によるものなのか、他の要因(老朽化・地盤など)によるものなのかを明確に判断できます。
これにより、業者側も対応方針を立てやすくなり、補修や賠償の話し合いがスムーズに進むことがあります。

⑤ 弁護士・保険会社への相談

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損害が大きい場合や、業者との話し合いで解決が難しい場合は、弁護士や保険会社への相談も視野に入れましょう。
弁護士に依頼することで、損害賠償請求の可否や適切な進め方をアドバイスしてもらえます。
また、火災保険の中には「破損・汚損」などの項目で振動被害が補償対象となるケースもあります。
契約内容を確認し、適用できる場合は保険申請を行うことで費用の一部を補填できる可能性があります。

解体工事の揺れトラブルを防ぐ信頼できる業者選びのポイント

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~安心して任せられる解体工事業者を見極めるために~

解体工事における「揺れ」や「振動」のトラブルを未然に防ぐためには、何よりも信頼できる解体業者を選ぶことが最も大切です。
どんなにしっかりとした解体工事の計画を立てても、実際に工事を行うのは現場のスタッフです。
経験や配慮の差によって、思わぬトラブルが起きてしまうこともあります。
だからこそ、信頼できる解体業者を選ぶことがとても大切なのです。
ここからは、解体工事の揺れや振動によるトラブルを未然に防ぐための「安心して任せられる解体業者の見極めポイント」を見ていきたいと思います。

信頼できる解体業者には以下のような特徴があります。

  • 解体工事業登録・建設業許可を正式に取得している

  • 振動測定・記録を標準で実施している

  • 現場前に近隣住民への挨拶・説明を丁寧に行っている

  • 「一式」表記ではなく、明細のはっきりした見積書を提示している

  • 口コミ・実績が公開されており、評判が良い

  • 振動トラブルへの対応マニュアルを整備している

見積もりの金額が安すぎる業者は、コスト削減のために防音、防振対策をしっかり行なっていない場合があります。

安心安全な解体工事を行うためには「安さ」よりも「安全・信頼」を重視することが大切です。

読まれています【大阪で信頼できる解体業者の選び方完全ガイド】の記事はコチラ≫≫

まとめ

今回は、【解体工事で家が揺れるのはなぜ?安心できる工事のために知っておきたい原因と対策】についてをご説明いたしました。

解体工事に関してご相談・お見積もりは、是非一度、クリーンアイランドにご相談ください。

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