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2025.12.1スタッフブログ
解体工事の見積もりでよくあるトラブルと回避策・後悔しないために【解体工事ブログ】
解体工事の見積もりでよくあるトラブルと回避策・後悔しないために【解体工事ブログ】
目次
愛知県一宮市にお住いの皆様こんにちは!
全国対応の解体工事クリーンアイランド のブログ更新担当です!
愛知の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、【解体工事の見積もりでよくあるトラブルと回避策・後悔しないために】についてご紹介していきたいと思います。
解体工事の見積もりで特に多いトラブル

解体工事は一度着工すると後戻りができません。
そのため 「見積もり段階でどれだけリスクを潰せるか」 が、工事成功の8割を決めると言われています。
しかし現実には…
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工事が始まってから高額な追加費用が発生
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近隣からのクレームで作業ストップ
-
廃材の不法投棄に巻き込まれてトラブル
こうしたトラブルは後を絶ちません。
そこでここでは、解体工事の見積もりで特に多いトラブル4つと、絶対に実践すべき回避策を見ていきたいと思います。
これから解体工事を検討されている方の参考にしていただければ幸いです。
読まれています【解体業者は怖い?よくあるトラブル6つと対策方法を紹介】の記事はコチラ≫≫
解体工事の見積もりでよくあるトラブルと回避策

解体工事では「工事中のトラブル」よりも、実は見積もり段階の不備が原因で問題が起きるケースが圧倒的に多いです。
たった1枚の見積書が、数十万円の違いを生むことも珍しくありません。
ここからは、特に多いトラブル4つを詳しく見ていきたいと思います。
読まれています【解体工事の見積書の見方・正しく理解して信頼できる解体業者を選ぶために】の記事はコチラ≫≫
① 追加費用が高額になるケース(もっとも多いトラブル)

解体工事のトラブルでダントツに多いのが 「追加費用が想定以上にかかる」 というパターンです。
読まれています【100坪の家屋の解体工事の際に追加で費用が発生する可能性がある場合とは?】の記事はコチラ≫≫
▼よくある追加費の例

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地中から大量のガラ(コンクリート片)が出てきた
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家の構造が予想していたより複雑だった
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不用品の量が想定以上だった
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アスベスト含有建材が見つかった
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基礎コンクリートが想定以上に厚かった
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浄化槽・井戸・地下埋設物が未申告だった
これらは一般の方が判断できない項目が多く、「見積もりに書いてなかったので追加です」と言われると、断りにくいのが現実です。
▼【回避策】追加費用を防ぐために必ずすべきこと

1.見積書に『追加費用の発生条件』を明記してもらう
例:
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地中埋設物が出たらどうするか
-
アスベスト含有が判明した場合は別途見積もり
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追加費が出る可能性と想定項目を事前説明
ここを曖昧にしたまま契約すると、後でトラブルになる確率が高いでしょう。
2. 写真つきの現地調査を必須にする
優良業者ほど、現地調査で以下のような撮影を行います。
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基礎の状態
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庭まわりの付帯物
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外壁材の種類
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敷地境界
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アスベスト疑い箇所
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道路幅
現地調査が5分で終わるとうな業者は危険といえるでしょう。
3. 3社以上の相見積もりで相場を把握
追加費の項目比較で、怪しい業者を見抜けます。
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付帯工事項目が異常に安い
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廃材処分費がゼロ
-
諸費用が極端に少ない
こういう見積書は後から追加費用が発生する傾向が多いようです。
② 近隣トラブル(騒音・粉塵・振動)

解体工事はどうしても「音・ホコリ・振動」が発生するため、業者の対応次第では近隣からのクレームが発生してしまいます。
最悪の場合…
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工事の一時中断
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工期が伸びる → 追加費
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近隣関係が悪化
-
業者と施主のトラブルに発展
こうした事態も起こり得ます。
読まれています【解体工事で「うるさい!」を防ぐために知っておきたい騒音対策とは】の記事はコチラ≫≫
▼【回避策】近隣トラブルを避けるためのポイント

1.防音・防塵シートの種類を確認
シートにもランクがあり、業者によって品質が異なります。
チェックするべき点
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防音シートか通常シートか
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メッシュ養生か防塵仕様か
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高さは十分か(足りないと粉塵が広がる)
2.隣家との距離・道路幅・搬出口の事前確認
優良業者は必ず以下を現地で確認します
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重機が入るか
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トラックの搬出ルート
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隣家との距離
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電線の位置
-
通学路かどうか
これを怠る業者はトラブル率が高い傾向にあります。
3.近隣挨拶を「必ず」てくれる業者を選ぶ
実は、ほとんどのクレームは挨拶で防ぐことができます。
しかし、解体業者によっては完全に丸投げのところもあるため、
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いつ挨拶する?
-
どこまで挨拶範囲?
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文書配布はある?
ここを事前に確認しておくと安心でしょう。
③ 廃材の不法投棄に巻き込まれるリスク

もっとも危険なトラブルが 「廃材の不法投棄」です。
実は解体工事の不法投棄は多く、発覚した場合、業者だけでなく 施主も責任を負うケースがあります。
なぜなら、廃材処理の責任は「排出事業者=施主」にあるからなのです。
▼【回避策】不法投棄を100%防ぐ方法

1.産業廃棄物収集運搬業の許可番号を確認
許可番号は公開義務があります。
番号がない業者は絶対NG。
2. マニフェスト(処分証明書)を必ず発行してもらう
マニフェストは廃材が適正に処理された証明書です。
これがない業者は不法投棄の可能性が極めて高いです。
3.会社住所が実在するかGoogleマップで確認
住所が倉庫だったり自宅だったりする会社は注意が必要です。
4.見積書に「処分費」がしっかり書かれているか確認
極端に安い業者は、
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処分費を見積もりに入れない
-
工事後に高額請求
-
処分せず不法投棄
のリスクが高まります。
④ アスベストの発覚による追加費用

アスベストは最も追加費用の差が大きい項目です。
2006年以前の建物は多くが使用している可能性があり、実際には外観では判断することはできません。
アスベストが見つかると…
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調査費:3〜15万円
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除去費:20〜150万円
-
処分費:10〜50万円
と高額になりやすいため、事前確認が必須です。
▼【回避策】アスベスト追加費を防ぐ方法

1.事前アスベスト調査を必ず依頼
2023年10月から義務化され、違反すると罰則もあります。
調査していない業者=違法の可能性あり。
2.分析結果報告書を受け取る
口頭説明のみではなく報告書をもらうことをおすすめします。
報告書に以下が明記されているか確認
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調査者名
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採取箇所
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分析方法
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含有の有無
3.アスベスト専門業者が処理するか確認
アスベストは一般の解体業者が勝手に除去すると違法です。
許可業者の確認が必須です。
「正しい知識」と「信頼できる業者選び」が何より大切

解体工事の見積もりでは、追加費用・近隣トラブル・不法投棄・アスベスト問題の4つが特に発生しやすい代表的なトラブルです。
しかし、事前にポイントを押さえておけば、これらはほぼ確実に防ぐことができます。
解体工事は金額も大きく、トラブルが起きれば負担も深刻です。
だからこそ、焦らず「正しい知識」と「信頼できる業者選び」が何より大切なのです。
しっかり情報を集めて比較し、納得のいく解体工事をしましょう。
読まれています【信頼できる解体業者の選び方!大阪・東京・奈良など地域別の費用と注意点】の記事はコチラ≫≫
まとめ
今回は、【解体工事の見積もりでよくあるトラブルと回避策・後悔しないために】についてをご説明いたしました。
解体工事に関してご相談・お見積もりは、是非一度、クリーンアイランドにご相談ください。


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