ウッドデッキの解体を検討する目安は？

＊木材の寿命＊

ウッドデッキはその名前の通り、木材から作られています。手入れをして大切に使っていても木材には寿命があります。木材はいつか朽ちてしまいます。

木材の寿命は種類によって異なりますが、ソフトウッドと呼ばれる松や杉の寿命は数年だといわれています。

ハードウッドと呼ばれるイタウバやフィエラなどは耐久性には優れていて寿命は２０年ほどといわれています。

木材の寿命によっては解体が必要になる場合もあるでしょう。

＊腐食やシロアリ被害＊

ウッドデッキに使われている木材の腐食や、シロアリの被害にあったケースでも解体の目安となるでしょう。

木材には水を吸収しやすいという特徴があります。木材腐朽菌は木材と水分を餌として増殖します。木材腐朽菌が増殖し続けると、木材が腐食してしまい使用が不可能になります。

さらにウッドデッキはシロアリ被害にあってしまうことが多くあります。最悪シロアリの住処になってしまう事も考えられます。

そうなってしまうとウッドデッキのシロアリが家屋の木材にまで移ってしまうことも考えられるため、早めの対処が必要になります。

万が一、木材の寿命や腐食、シロアリ被害にあったウッドデッキをそのまま放置していると、柱が抜けてしまい思わぬ事故につながることも考えられるためにとても危険です。

もしウッドデッキを歩いている時に違和感などを感じた時は、すぐに調査して解体を検討することをおすすめします。