大規模経営

社員が何十～何百といる大所帯の解体業者です。この規模の場合、大人数の人間を動かさないといけないため、企業としてのシステムが確立しています。ゼネコンや自治体の下請けを行う業者もあります。

設備については、事務所は自社ビルで、多くの重機を敷地内で所持しています。重機やダンプカーなどを数十台以上も保有し、ゼネコンの下請けや自治体の得意先として工事をすることも多いです。

運営に関してもきっちり決まっています。事務職や営業職、現場監督、現場作業員、と言う風に役割がきっちり分かれています。また、部署内でも更に役割が分担されていることもしばしばです。

応対に関しても確立されているところが多いため、非常に紳士的な対応のところが多いです。不動産や工務店の担当者と比べても、丁寧な応対をしてくれるところもかなり見られます。大企業であればあるほど何か不手際を起こすとニュースにもつながるため、最初から横暴な者はほぼいないと思われます。

価格に関しては、今まで紹介してきた形式の中で最も高い金額になります。

選出時の留意点は、大きな業者とはいえ、不法投棄をしていることは多々ありますし、自治体に違反歴などがないかどうかしっかり確認を徹底しましょう。

総評としては、以下の通り

小さい会社ほど安く抑えられるが、応対のムラや、近隣対応がずさんといったリスクは大きい。
大きい会社ほど高くなりますが、一定水準以上の応対・サービスはこなしてくれるでしょう。

しかし、規模に限らず、しっかり企業を探して、自分にあった企業を見つけられるのが一番です。

あくまで目安や参考程度に助力できれば幸いです。