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2022.1.24スタッフブログ

【地中障害物・基礎・杭】住宅解体工事における追加費用について②基礎

大阪にお住まいの皆様こんにちは！

大阪の解体工事クリーンアイランドのブログ更新担当です！

大阪の皆様はいかがお過ごしでしょうか？

今回は前回に引き続き、【地中埋設物・基礎・杭／住宅解体における追加費用について②基礎】についてご紹介していきたいと思います。

contents【目次】

解体工事の現場調査では基礎の確認も大変重要なポイントです。

まず、そもそも基礎とは何なのか？

基礎とは建物の全てを支える為の土台です。店舗などの看板も基礎で支えています。

その土台がしっかりしているからこそ、傾かずに建物が長持ちします。

解体工事でも必ずこの基礎という言葉を耳にします。基礎には布基礎、ベタ基礎と２種類あります。

ベタ基礎とは、床一面を、鉄筋を入れたコンクリートで一体化して、大きな面で家の重みを支えます。

面で支えたほうが荷重を分散できるので、耐震性が高いのが特徴です。

木造解体において、以前は布基礎の構造がほとんどだったのですが、近年ではベタ基礎が多くの住宅で採用されています。

住宅の解体で築年数が経過していれば大丈夫なのですが、道路区画整理等で引っかかった新築住宅などでは、ベタ基礎の解体となります。建築時の図面等がなかった場合、外観からでは区別がつかないで、住宅構造を解体し終え基礎が出てくることがあります。

その際問題となるのが、地面全体に一面コンクリートが打たれているので、ベタ基礎になると使用されるコンクリートの量が全く違うため、撤去にかかる時間が格段に多くなってしまいます。

布基礎であれば、１日終えることのできる工事では、ベタ基礎では２日以上かかることになります。

この場合、撤去費用は１０万円～２０万円は変わってくるので、こちらも別途追加費用となる場合が多くなります。

ベタ基礎は布基礎より耐震性が高い分、解体作業の費用面が多少上がります。

しっかりと作られている分解体するにあたって時間がかかりますが、その分工事期間も布基礎より余裕を持ち工事に取り組んでいます。

布基礎とは、底版と壁や地中梁を一体化した基礎を指し、独立基礎とベタ基礎の間をとったような存在です。

柱の下、柱間を連続して繋ぐので、基礎は格子状に存在することになります。

防腐や防虫被害がネックと言われますが、床下に防湿コンクリートを敷く、1階の床を鉄筋コンクリート製にするなどの方法で防ぐことができます。

また、鉄筋コンクリートの使用量がベタ基礎よりも少なくないため、経済的になり新築も解体もコストが抑えられます。

２階建ての木造住宅の場合、布基礎が多いですが、３階以上で鉄骨造、ＲＣ造となると、構造上大変重量がかかるので、通常の基礎の下に、非常に分厚い耐圧版が敷かれることがあります。

この耐圧版が非常に頑丈で、全然壊れないのです。

広い敷地で、重機を入れて工事をすることができればいいのですが、狭い現場で入ることのできる重機が限られてしまう場合、何日かけても壊れるかわからないのが現状です。

また、解体工事業者の目線でいうと、木造の見積もりは大体の金額をお客様にお伝えすることができるのですが、SRC造・鉄骨造、RC造は基礎が頑丈にできているため、見積もり段階で正確な施工の原価換算ができなくなります。

建築する際の図面があれば、ある程度の見積もり金額は算出できるのですが、図面がない場合はそれができなくなります。

なので、SRC造・鉄骨造・RC造の場合、正確な見積もりは不可能だと認識しておくのが重要で、追加費用が前提の工事となります。

いかがでしたでしょうか？

今回は、基礎の追加費用について紹介しました。

住宅は見えている箇所だけではなく、基礎の解体工事も含まれています。

解体工事において、業者を依頼するとき、費用面で解体業者を決めるのではなく、安心、安全に施工してくれる解体工事業者を選ぶのが大切になってきます。

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