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2025.7.15スタッフブログ
家の解体工事をする前に・しておくべき10の事【解体工事ブログ】
家の解体工事をする前に・しておくべき10の事【解体工事ブログ】
目次
東京都港区にお住いの皆様こんにちは!
解体工事クリーンアイランド のブログ更新担当です!
東京都の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、【家の解体工事をする前に・しておくべき10の事】についてご紹介していきたいと思います。
家の解体工事
家の解体工事を計画した時には、まず何からはじめればよいでしょうか。
ここでは、家の解体工事のする前にしておくべきことを10個紹介していきたいと思います。
①公的機関への申請
公的機関への申請は、建設リサイクル法やアスベストに関するさまざまな届出が必要となります。
しかし、家を解体する工事などは頻繁にするものではないため、どのような届出が必要となるのかを知らないといった方も多いのではないでしょうか。
家の解体工事を行うためには公的機関への申請が必要となります。
あわせて読みたい【解体工事を行なう際に必要な手続き】の記事はコチラ≫≫
建設リサイクル法に関する届出
建設リサイクル法は、解体工事や建設工事の際に発生する廃材を適切に処理し、再資源化を促すための法律のことです。
解体工事を行う際には家がある自治体に、解体工事がはじまる7日前までに届け出を行います。
一般住宅の解体工事の場合は、「解体する建物の床面積の合計が80㎡以上」「特定建設資材(コンクリート、木材、アスファルト、コンクリートや鉄からなる建設資材)が使われている建物を解体する場合」「解体工事の費用が500万円以上の場合」には原則として届け出が必要となります。
もし、必要な申請を行なわずに解体工事をしてしまうと10~50万円の罰金を支払うことになる可能性があります。
特定粉じん排出等作業の実施届出
特定粉じん排出等作業の実施届出はアスベストに関する届出です。
特定粉じん排出等作業とは、大気汚染防止法で定められた、石綿(アスベスト)を含む建材が使われている建築物や工作物の解体や改造、または補修をする作業のことをいいます。
これらの作業による石綿(アスベスト)の飛散による健康被害を防止するため、法律で規制がされています。
家の解体工事の作業の際には、近隣住民への周知、アスベストの飛散を防ぐための特殊な施工が求められます。
道路使用・占用許可申請
家の解体工事を行う際に、解体工事で使用する重機やトラックなどが道路にはみ出してしまうなど解体工事の作業中に道路を占有してしまう場合は、「道路使用・占用許可申請」が必要となります。こちらは管轄の警察署に届出を行います。
もし、提出の必要があるにも関わらず届出を行わなわなかった場合は罰金や懲役刑になる恐れがあるため確認しておくことをおすすめします。
②解体する家のライフライン停止
家を解体する前には、ライフラインの停止が必要となります。
ライフラインとは、電気やガス、水道、電話などの事です。
契約している会社に連絡をして「家の解体工事をするために撤去をお願いします」と伝えるとスムーズでしょう。
この時に注意するのは、停止だけではなく引込線とメーターを取り外しておく必要があるということです。
電力会社にもよりますが、依頼してすぐに撤去してもらえるとは限りません。
家の解体の着工前に撤去が必要となるために、解体工事が決まったらできるだけ早くに連絡しておくことをおすすめします。
また、電気と同様にガスの撤去も必要です。
しかし、水道は解体工事の際に必要となるため、停止する時期については解体業者に相談することをおすすめします。
その他、電話やインターネット、ケーブルテレビなどの手続きもしておきましょう。
③建物の名義人の確認
家の解体工事を行う前に、建物の名義人の確認をしましょう。
父名義だと思っていた建物が祖父名義だった。という話もよくあるケースでしょう。
法務局で最新の土地建物の登記簿を取得して、現在の建物の所有者、相続権のある人を確認しましょう。
あわせて読みたい【他人名義の建物を解体する場合は委任状が必要?】の記事はコチラ≫≫
④解体前のお祓い
長年住んだ家を解体する際に、お祓いを行う方もいます。
家を解体する際のお祓いについては、考え方は様々でしょう。
実際に解体工事の際にお祓いをされる方は少なくないです。
今まで暮らした家への感謝や、思い出のある家を解体することへの気持ちに整理をつけるため、解体工事の安全を祈願して行われます。
解体前のお祓いをお願いする際には、こちらも早めに相談することをおすすめします。
あわせて読みたい【住宅の解体工事を行う際のお祓いの理由と費用】の記事はコチラ≫≫
⑤庭木や庭石
家の解体工事を行う際に、庭木や庭石がある場合は、それらをどうするかも考えておきましょう。
多いのは、家の解体工事の際に一緒に処分するケースでしょう。
木などは、伐採する前にお祓いをされる方も多いです。
実際に弊社でも、先日 庭に大きな木があるので解体作業の安全を祈願してお祓いをされました。
残していきたい木などがある場合は、現地調査の際に解体業者に相談してみましょう。
あわせて読みたい【庭の整地や費用について①】の記事はコチラ≫≫
⑥浄化槽の汲み取り
家の解体工事の前にはライフラインの撤去と同様に、浄化槽の汲み取りの依頼もしておきます。
解体業者は、解体工事の際に浄化槽の撤去はしますが浄化槽の中は工事が始まるまでに専門の業者に依頼して汲み取りをしてもらいましょう。
⑦依頼する解体業者探し
家の解体工事を行うにあたって一番重要なのが「信頼できる解体業者に依頼する」ということでしょう。
解体工事はこわすだけなんだからどこに頼んでも同じ。と思っていませんか?
もし、知らないうちに悪徳な解体業者に依頼してしまうと近隣トラブルや金銭的なリスクやトラブルに繋がりかねません。
解体業者探しは適当にするのではなく、しっかりと見極めることが大切です。
あわせて読みたい【解体業者の選び方 良い業者を見分ける方法のまとめ】の記事はコチラ≫≫
⑧近隣挨拶
解体工事の日程が決まったら、近隣の住民へ「解体工事の説明とお願い」のため挨拶回りを行います。
解体工事は、騒音や振動、粉塵が発生したり廃材を運搬するためにトラックが何度も出入りしたりします。
近隣の住民の方にとっては、迷惑でしかないでしょう。
そのため、解体工事を行う期間や時間帯、何かあった時の連絡先などを伝え解体工事への理解と協力を求めます。
近隣への挨拶は工事が始まる1週間ほど前に解体業者も行ないます。
しかし、解体業者任せにせずに施主も挨拶を行いましょう。
近隣への挨拶は施主と解体業者が一緒に行なっても、別で行なっても問題はないでしょう。
挨拶を行う日程や範囲については、解体業者と相談することをおすすめします。
弊社でも、施主様と一緒に挨拶に伺うことも少なくはないです。
その際には、解体工事の理由などは施主様が、工事の期間や内容などについては解体業者が行うケースが多いでしょう。
あわせて読みたい【解体工事を行なう際の近隣への挨拶】はコチラ≫≫
⑨解体後の土地活用方法
家を解体した後、更地になった土地をどのように活用するのかを決めておくとスムーズでしょう。
解体工事の後、新築工事を行う場合や駐車場として利用する場合など用途は様々でしょうが、解体後活用方法を決めておくことをおすすめします。
解体後の土地活用方法によって整地の方法が異なる場合があります。
もし、その後の使用方法が決まっている場合はスムーズに計画することができるため、時間や費用のコストを削減することができます。
あわせて読みたい【解体工事後の土地をどうする?解体後の土地活用アイデア6選】の記事はコチラ≫≫
⑩残置物の処分
解体する家の中に残っている不用品は、解体工事の前に自分で処分しておくと解体工事の費用が安くなります。
残置物は解体工事の際に、解体業者に一緒に処分を依頼することもできます。
しかし、別途費用が必要となりますので、できるかぎり自分で片付けや処分をすることをおすすめします。
ただし、大きなものや処分が困難なものは無理して自分で行わず解体業者に任せることをおすすめします。
また、場合によっては自分で処分するよりも解体業者に依頼した方が安くつく場合もあるため、現地調査の際に「どこまで片付ければいいのか」「費用はどのくらい必要なのか」などを解体業者に相談しましょう。
まとめ
今回は、【家の解体工事をする前に・しておくべき10の事】についてをご説明いたしました。
解体工事に関してご相談・お見積もりは、是非一度、クリーンアイランドにご相談ください。